昨日の日経は大幅に下落しました。
グレイステクノロジーの上場廃止見込みのニュースもあって、気が気でない一日でした。
いわゆる成長株の下げもきつく、投資妙味は薄れたのかもしれませんね。
信念の基本的性格
今回は10章「信念がトレードに及ぼす影響」
結論から言うと、ポジティブな自己評価によってトレードに集中することができる、
つまり「ゾーン」状態に入る。
これだけだと当たり前のことだし、宗教の域に入るから詳しく見ていく。
まず信念には3つの基本的性格がある。
- 信念はまるで独立しているかのような性格を持つ。そして現在の形を変えようとするいかなるフォースにも抵抗する。
- すべての活動的信念が表現を求める。
- 心の環境に存在することを意識的に認知するか否かにかかわらず、信念は機能し続ける。
信念は抵抗する
一度形成された信念は破壊できない、
なくしたり無視したりできない。
信念を変えるためにはエネルギーを抜き出して、そっと非活動的・非機能的な状態にしておく必要がある。
これは本著のサンタの例え話がとてもわかりやすい。
サンタをいつごろまで信じていただろうか?
ある時を境にサンタはいないと知ってしまうが、サンタの存在は今なお心の中に概念としてあるはず。
「サンタは存在する」という信念には、すでに私たちの言動や心に影響を与えることなく、今では「サンタは存在しない」と信じている。
(厳密には存在するんだっけ?プレゼント待ってます)
信念は表現する
信念は基本的に2種類に分けられる。
活動的信念とは、解釈や行動にフォースとして作用するだけのエネルギーがある。
非活動的信念はその逆で、エネルギーがまったくないか、あるいは情報の解釈や
自己表現の方法にフォースとして作用するだけのエネルギーがもはや残ってない。
すべての活動的信念が表現を求めるのはTwitterなどのSNSを見れば明らかだろう。
現実では言いたいことを抑えていても、あらゆる意見や信念が比較的自由に発言されている。
この我慢するということ、つまり信念が、意図・目的・夢・意欲・願望と矛盾したとき何が起こるか。
続きは次回。
思ったより長かった。