はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

ゾーン~「勝つ」相場心理学入門第10章①~信念がトレードに及ぼす影響

 

昨日の日経は大幅に下落しました。

グレイステクノロジー上場廃止見込みのニュースもあって、気が気でない一日でした。

いわゆる成長株の下げもきつく、投資妙味は薄れたのかもしれませんね。

信念の基本的性格

今回は10章「信念がトレードに及ぼす影響」

結論から言うと、ポジティブな自己評価によってトレードに集中することができる

つまり「ゾーン」状態に入る。

 

これだけだと当たり前のことだし、宗教の域に入るから詳しく見ていく。

まず信念には3つの基本的性格がある。

  1. 信念はまるで独立しているかのような性格を持つ。そして現在の形を変えようとするいかなるフォースにも抵抗する。
  2. すべての活動的信念が表現を求める。
  3. 心の環境に存在することを意識的に認知するか否かにかかわらず、信念は機能し続ける。

信念は抵抗する

一度形成された信念は破壊できない、

なくしたり無視したりできない。

信念を変えるためにはエネルギーを抜き出して、そっと非活動的・非機能的な状態にしておく必要がある。

これは本著のサンタの例え話がとてもわかりやすい。

 

サンタをいつごろまで信じていただろうか?

ある時を境にサンタはいないと知ってしまうが、サンタの存在は今なお心の中に概念としてあるはず。

「サンタは存在する」という信念には、すでに私たちの言動や心に影響を与えることなく、今では「サンタは存在しない」と信じている。

(厳密には存在するんだっけ?プレゼント待ってます)

 

信念は表現する

信念は基本的に2種類に分けられる。

活動的信念とは、解釈や行動にフォースとして作用するだけのエネルギーがある。

非活動的信念はその逆で、エネルギーがまったくないか、あるいは情報の解釈や

自己表現の方法にフォースとして作用するだけのエネルギーがもはや残ってない。

 

すべての活動的信念が表現を求めるのはTwitterなどのSNSを見れば明らかだろう。

現実では言いたいことを抑えていても、あらゆる意見や信念が比較的自由に発言されている。

 

この我慢するということ、つまり信念が、意図・目的・夢・意欲・願望と矛盾したとき何が起こるか。

 

続きは次回。

思ったより長かった。

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