はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

【CANSLIMまとめ】オニール流大化け候補の条件


CAN-SLIM投資は大化けする銘柄を見つけるためにオニールによって作られました。


CAN-SLIMとは、大化け銘柄が持つ7つの主な特徴を7文字のアルファベットで表します。

暗記するくらい繰り返し読んで覚えて、将来のテンバガー候補の成長株を見つけましょう。


なお、ここでは特に大事なことだけをまとめています。

もっと詳しく知りたい方は関連記事をご覧ください。

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C=当期四半期のEPS(1株当たり利益)と売り上げ

◆C=当期四半期のEPSと売り上げ◆

  1. 四半期EPSが前年同期比で最低18%以上上昇している
  2. 最近の四半期のどこかの時点で、加速的に上昇している
  3. 四半期売上高も加速的に上昇しているか、25%以上上昇している

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A=年間EPSの増加

◆A=年間EPSの増加◆

  1. 過去3年間、年間EPSが前年比25%以上増加している
  2. ROE自己資本純利益率)は17%以上
  3. ROEが低すぎる場合は、代わりに税引前利益が高いこと

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N=新興企業、新製品、新経営陣、新高値

N=新興企業、新製品、新経営陣、新高値

  1. 新しい何かを探す(新製品やサービス、新経営陣、産業の新しい変化など)
  2. 正しく形成されたベースを抜け出て新高値を付け始めた銘柄

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S=株式の需要と供給

◆S=株式の需要と供給◆

  1. 適切に形成されたベースから抜け出るときに出来高が増加する銘柄

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L=主導銘柄か、停滞銘柄か

◆L=主導銘柄か、停滞銘柄か◆

  1. マーケットを牽引する主導銘柄を買い、停滞銘柄を避ける
  2. 特定の分野や地域で首位で行く企業
  3. レラティブストレングス指数が80以上

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Ⅰ=機関投資家による保有

◆Ⅰ=機関投資家による保有

  1. 機関投資家による買いが増加している銘柄
  2. 少なくとも最近の投資成績がトップの投資信託のマネジャー1~2人が買っている銘柄
  3. 経営陣が自社株を所有している企業

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M=株式市場の方向

◆M=株式市場の方向◆

  1. 日々の平均株価と出来高の動きを観察する
  2. 個々の主導銘柄の動きを正確に読み取る
  3. そして常にマーケットの動きを把握すること

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CAN-SLIMはモメンタム投資か?

  • われわれの手法は、強いファンダメンタルを持つ企業、つまり独自の新製品や新サービスによってもたらされた大きな売り上げと増益を見せる銘柄を見つけだし、そのような銘柄が適切に形成されたベース期間から抜け出して強気相場で大きく上昇を始まる前に、正しいタイミングで買うことだ。
  • 弱気相場が初期段階に入った場合には、保有株を手仕舞って現金化する正しいタイミングを知ることで、資本を守り、利益を確定してほしい。

つまり、CAN-SLIM投資法とは、ファンダメンタルズ分析+テクニカル分析+モメンタム投資を組み合わせた投資法といえます。

レラティブストレングス指数がひとり歩きしてモメンタム投資のみだと勘違いされるのが、オニールは許せなかったんでしょうね。




おわりに

投資で成功するコツを一言で表すならば、市場の平均株価からマーケットの入口と出口を読み取ることです。

決してマーケットに逆らってはいけません。

一人の力など、その他大勢のトレーダーの前には無力です。


ただしCAN-SLIM投資だけでは、オニールの成長株投資はまだ半分。

最高の銘柄を見分けていつ買うかを学んだだけです。


次回からはその銘柄をどのように、そしていつ売るかを学んでいきます。
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