はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

オニールの成長株発掘法~第13章③「投資家に共通する21の誤り#3」


個人投資家の9割が株で負けているとよくいわれています。*1
つまり株式投資で実際に儲けている人は“たった1割”で、ほとんどの人が損益トントンか、大きな損失を抱えているといえます。

わたしたちはこの少数派に入るために、多数派が犯してきた大きな過ちから学びましょう。

他人のしくじりから学ぼう(再掲)

  • 投資家の98%が犯す圧倒的に多い過ちは、株の売買をどこで間違えたか、そして大きな成功を収めるためにしてはならないことや、逆にこれから始めなければならないことは何か、ということを学ぶ時間を十分持っていないことである。
  • それはつまり、自分の誤った認識を正してもう二度と同じ間違いを起こさないために、今後従うべき改善点や方法を学ぶことなのである。

参考のために関連記事も載せていますので、本著の該当箇所と併せてお読みください。


株価の高い銘柄を少数買うのではなく安い銘柄を多く買ってしまう

出所:かくなび

安かろう悪かろう

  • 2ドル、5ドル、10ドルという低位株を買いたがる投資家が多いが、10ドル以下で売られている銘柄にはそれなりの理由がある
  • プロ投資家や機関投資家が5ドルとか10ドルの銘柄に投資することはほとんどない。

株価が高くても、高品質で優秀な銘柄の株を少しでも買ったほうが利益になります。

一般的に資金力が乏しい個人投資家の場合は、機関投資家といった大規模需要家の流れに乗ったほうが簡単に結果が出るでしょう。
機関投資家による保有は上昇するための必須条件です。

また安い株価の場合は、買い気配売り気配のスプレッドが割合として大きくなります。
手数料も含めると、安い株で損益トントンとなるには、その分だけ買値から多く上昇する必要があります。

教訓

  • 一見安い証券は投機的側面が強すぎるし極めて質も低い。

ペニー株(1ドル以下)や低位株は買わずに、株価が高い銘柄を少数でも買うようにしましょう。
今ならミニ株といった1株単位で買うこともできます。
gyatuby.hatenablog.com

耳寄り情報、うわさ、株式分割の発表、そのほかの報道、人に聞いた話、助言サービスの推奨、またはテレビで見るいわゆる市場の専門家と呼ばれる人たちの意見に基づいて買ってしまう

騙されるやつが悪い

時間と労力を惜しんで、だれかがいったことに身をゆだねて、苦労して稼いだ大切なお金をリスクにさらそうとしてしまうことはよくありがちな失敗です。
絶えず投資情報が飛び交っているのだから、それだけ利用する人も相次いでいるのでしょう。

しかし私たちにやってくる噂や耳寄りな情報は、とにかく真実でないことがほとんどです。

仮に真実であったとしても、賭ける金額や売買のタイミング、自信を持って行動できるか(おそらくできない)、情報源の売り抜けといった要素は依然としてわかりません。

何より時間が経つにつれて情報は古くなりますが、アップデート情報を随時教えてもらえるかは怪しいものです。

たいてい仕込んだ銘柄は期待通りに上昇するどころか、皮肉にも下落してしまうことが少なくありません。

教訓

  • 仕事と勉強に励み、そして賢い貯蓄と投資法を学ぶのだ。だれにでもできる。あなたにも、きっとできる。(第19章の最後)

他人に頼らず、自分を信じましょう。


配当金や低いPER(株価収益率)を基準に二流銘柄を選択してしまう

上がってもよし、下がっても買い増し、そして塩漬けへ

  • EPS(1株当たり利益)の増加率に比べると、配当やPERの重要性はずっと低い

配当金が高い企業のほうが財務が傷ついている傾向にあります。
株価の変動で1回の配当などすぐに帳消しになります。

高成長の会社は配当より成長に投資するため、そもそも無配であることが多いです。

またPERが低いのには理由が必ずあります。
おそらくその企業の業績が不振だった時期があったからでしょう。

株価はすべてを織り込んでいます。

教訓

  • CAN-SLIMに基づく銘柄選びは投資成績を向上させてくれる。
  • バリュー(割安)株投資の場合も、少なくとも"割安"だけで判断してはならない。グレアムやバフェットなど学ぶべき投資家がいます。

gyatuby.hatenablog.com
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手っ取り早く簡単に稼ぎたいと思っている

イルルカ

チートを使ってでもカンストさせたい

手っ取り早く稼げるに越したことはないし、何より人間らしい行動と言えます。

期待値が小さいにもかかわらず、もしもを期待して宝くじを買ってしまう心理に近いかもしれません。
(ちなみに私は宝くじ肯定派です。早くゴールができるに越したことはない。)

耳寄り情報の場合と同様ですが、そういう投資家の末路は想像がつくと思います。

なにせ1割の投資家しか成功できない世界です。
よくて損益トントン、悪ければマーケットから退場することでしょう。

処方箋

  • 仕事が忙しいは理由にならない。忙しい人向けの投資方法もある。
  • 時間と努力を惜しまないと決めたなら、勉強と実践を繰り返そう。

gyatuby.hatenablog.com


本日のしくじり

  1. 株価の高い銘柄を少数買うのではなく安い銘柄を多く買ってしまう
  2. 耳寄り情報、うわさ、株式分割の発表、そのほかの報道、人に聞いた話、助言サービスの推奨、またはテレビで見るいわゆる市場の専門家と呼ばれる人たちの意見に基づいて買ってしまう
  3. 配当金や低いPER(株価収益率)を基準に二流銘柄を選択してしまう
  4. 手っ取り早く簡単に稼ぎたいと思っている



おわりに

失敗と成功の境界線はどこにあるのでしょうか。
よくよく考えてみると、それは人によって異なってくると思ってます。

パチンコの世界も、数万円飲まれても負けたとは言いません。
”投資”というらしいです。

投資がうまくいって勝つことができたなら、今までの損失額も必要な投資というわけです。

失敗も成功するためのコストという考え方は、実生活にも役立ちそうですね。
これから体験するであろう失敗も、ぜひ成功の糧にしてください。

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