はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

【アノマリー】人の行く裏に道あり、花の山【格言】

ファンダメンタル、テクニカルにも当てはまらないが、よく当たる投資格言。

最初の回は、「人の行く裏に道あり、花の山

バリュー投資では大切にしたい格言。
人の後追いでは、見込める利益はごくわずかです。

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人の行く裏に道あり、花の山

  • 株式市場で利益を得るためには、多勢とは逆の行動をとらなくてはならないということ。

https://kabu.com/sp/glossary/kabu0462.html
sakura
投資家は群集心理で同じ方向に動きがちですが、それでは大きな成功は得られません。
むしろ他人とは反対のことをやって出し抜いたほうが、うまくいく場合が多いという格言です。

なぜ群集心理に従ってしまうかというと、自分だけ動いて失敗するのではないかという恐怖から来ます。

もっといえば、100%の自分の責任で動くと誰のせいにもできませんが、周りが動いたから自分が動けば、自分のせいではないと言い訳できる余地が生まれます。

当然それも自分のせいなのですが、実際にその場に直面すると簡単ではありません。

株価の需要と供給の関係からも、総楽観は天井に近いことが多く、総悲観は株価の底にあることが多いと言えます。


バリュー投資の本領発揮

ファンダメンタル分析を行い、適正価格より現在の株価が割安と思えるものに投資するバリュー投資。
バリュー投資の大御所、ウォーレン・バフェットはこんな言葉を残しています。

過去の歴史からも相場は循環するため、景気が冷え切っている間に優良な銘柄を仕込むことができれば、大きな利益を得ることができます。

バフェット氏が株式を購入しているということは、現在の株価は割安といえるのかもしれません。

チャートは投資における大切な地図

航海図
株価と適正価格の関係で投資をする以外にも、チャートを用いる方法もあります。

マーケットの参加者の投資心理がすべて織り込まれているのが、株価であり、株価の連続であるチャートです。

チャートを使うテクニカル分析は、ファンダメンタル分析と矛盾することはありません。
オニール氏の投資法CAN-SLIMは、両者を組み合わせたテクノ・ファンダメンタル分析です。

チャートは投資における大切な地図です。
地図を持たずに航海に出る船長はいないでしょう。

周りの雑音を気にしないで、自分が航海士となり正しいタイミングで株式を買うことができれば大儲けにつながるでしょう。


まとめ

  1. 株式市場で利益を得るためには、多勢とは逆の行動をとらなくてはならない
  2. バリュー投資が本領を発揮するところ
  3. チャートは投資における大切な地図

おわりに

需要と供給の関係からも、この格言は真実を表しているといえるでしょう。

格言はこうした真理を的確に表しているものが多いので、忘れずに頭に刻み込むことは、きっと私たちのためになるはずです。

今後も有用な格言を紹介していく予定です。


類似格言

  • 友なき方へ行くべし
  • 相場師は孤独を愛す
  • 人が売るときに買い、人が買うときには売れ(Buy when others sell; Sell when others buy.)
  • 株というものは高いときには最上に、安いときには最低に見えるものだ
  • 明けない夜はない、夜明け前が最も暗いのだ

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