はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

オニールの空売り練習帖第3部⑥~チャート100本ノック6本目

チャート100本ノックでは、時系列順に注釈や関連記事をまとめています。

本書のチャートがわかりやすいので、お手数ですがチャート自体は本書をご覧頂ければ嬉しいです。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

サートゥンティード・プロダクツ

  • サートゥンティード・プロダクツは1960年から1961年の強気市場で大きく値上がりし、株価は1961年12月から1962年12月までの期間に400%上昇した。
  • 私はこの間違いや他の間違いを研究することによって、その後のCAN-SLIMシステムになる原則の多くや、私が市場の全体の方向性を判断するために使用しているゼネラルマーケットシステムを発見した。
  • ゼネラルマーケットシステムは弱気市場からの脱出や、弱気市場での空売りをするうえで役立ち、私を何回も救ってくれたものである。

オニールの自慢話が続きますが、参考になる部分もあるので黙って読みましょう(笑)

このゼネラルマーケットシステムは、前書『オニールの成長株発掘法』で描かれているマーケット全体の方向を読む方法で詳しく記載されています。
gyatuby.hatenablog.com

また、CAN-SLIMシステムは一見の価値ありですので、ぜひ目を通してください。
gyatuby.hatenablog.com



週足チャートを確認する

  • チャートからこの銘柄が明らかなヘッド・アンド・ショルダーズ・トップを形成し、ネックラインを割り込むとともに株価が崩壊しているのが簡単にみてとれる。
  • ネックラインを2回目に割り込んだときは、おそらく分かりきった売りではなかったのであろう。
  • 株価市場で多くの人にとって分かりきったことは、うまくいった試しがほとんどない。

本書にはなんと、オニールがメモ書きした直筆のチャートが記載されています!

……しかし、印刷不鮮明だったり筆記体で読めない。そして英語。

どなたか読める人がいましたらご一報ください…


気を付けるべきところは、ネックラインを割り込んだときの空売りです。

株価が最初にヘッド・アンド・ショルダーズ・トップの右肩のネックラインを割り込むときは、わかりすぎるサインのために踏まされる投資家が多くいました。


相場の熱気が抜けるまでは注意深く監視することが重要です。




おわりに

相場も弱気入りして、空売りを試せるチャンスが出てくるかもしれません。

しかし繰り返しになりますが、相場の熱が冷めるまで待ち続ける必要があります。


そしてオニールは、空売りは難しい技術であると指摘しています。

買いポジションよりも決まったパターンが現れないため、売るタイミングが特に難しいです。
gyatuby.hatenablog.com

それでも儲けるチャンスが増えるのは間違いないです。

チャートノックを受け続け、ぜひ空売りの技術を一緒に身につけましょうね。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

免責事項

  • 当ブログで紹介している方法や技術、指標が利益を生む、あるいは損失につながることはないと仮定してはいけません。
  • 過去の結果は必ずしも将来の結果を示すものではありません。
  • 紹介する実例は、教育的な目的でのみ用いられるものであり、当ブログに書かれた手法・戦略による売買を勧めるものではありません。