マーケットの底を見極めて、強気相場の序盤で株式を買うことができれば大儲けのチャンスです。
スタートが早ければ早いほど、強気相場で儲けるチャンスは大きくなります。
今回は強気相場について学んでいきます。
強気相場の最初の2年が儲けどき
- 大金を儲ける絶好のチャンスは、だいたい新しい強気相場が始まってから最初の1~2年に訪れる。
- その後、「上昇」相場は市場平均を上下させながら推移し、やがて弱気相場を迎える。
儲かりやすい相場は、上がり一辺倒な相場であることは間違いありません。
そのためには、できる限り早くスタートする必要があり、相場から現れる転換点のサインを見逃してはいけません。
何の知識もない素人投資家であっても、儲けることができる相場です。
この大チャンスは数年に一度しか訪れないため、抜け目なくマーケットを観察する必要があるでしょう。
強気相場での調整的な下落
- 強気相場の最初の1~2年は、平均株価に中期的な下落が数回起こる。
- それはだいたい数か月間ほど続き、平均株価は8%から時には12~15%ほど下落する。
上昇トレンドを描いていても、ときには調整期間が生じます。
これはマーケット全体のお話ですが、個別銘柄においても影響を与え、ベースを形成することが多くあります。
振るい落としに合わないように、損切りの幅をある程度大きく持つように注意しましょう。
くれぐれも最高値から8%下落したからといって、手放してはいけません。
ただし絶対損切りの8%ルールは守らなければいけません。
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そしてこの調整の期間こそ、買うチャンスになります。
ベースからのブレイクアウト、つまり調整が終わり再び上昇トレンドに戻るタイミングを見逃さないようにしましょう。
そして弱気相場へ
- このような調整が何度か入りながら強気相場が始まって最低2年経過すると、平均株価が伸び悩んでいるのに出来高が増える日が増えるようになる。
- こうなると、次の弱気相場の始まりが暗示されたと考えてよい。
最低2年が経過すると、弱気のサインが増えてきます。
マーケットの天井を見極めた方法を思い出しましょう。
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また『オニールの空売り練習帖』でも、同様に解説されています。
内容は同じですが、チャートを用いてわかりやすいので、理解を深めるには本書も読んでおくといいでしょう。
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強気相場でのあなたの仕事
- 強気相場では通常、株価の下落が3回起こるものだが、だからといってそれが4回や5回は起こらないという保証はない。
- 国内の状況や出来事を客観的に評価し、平均株価が出すサインを見逃さないことだ。
- そして出されたサインの意味を解釈するのがあなたの仕事なのである。
つまるところ、マーケット全体の動きについては常に監視する必要があります。
監視するおかげでマーケットの転換点がわかるようになりますし、実際にコロナ相場でも有効に機能しました。
オニールの知識は学んでおいて損はありません。
むしろ学ぶべき知識と言えるでしょう。
まとめ
- 強気相場の最初の2年が儲けどき
- 強気相場にも調整的な意味合いで下落も起こる
- マーケットの転換点を見極めるために、常に動きを監視すること
おわりに
今回の話は、コロナショックとコロナバブルのように相場がはっきりしている時に使うと良いでしょう。
私もオニールの教えから学び、コロナバブルで利益を得ることができました。
今年は強気になったり弱気になったりと、横ばい相場が続いています。
そのため、転換点はいくつか発見されるものの、あまり化けない一年となりそうですね。
繰り返しになりますが、私たちの仕事は強気相場をいち早く見つけ大儲けすることです。
そのためにはマーケット全体の動きから、マーケットの転換点を探すことが大事になりますが、他にも方法があります。
次回は、オニールが紹介する転換点を見つけるその他の方法を紹介したいと思います。
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免責事項
- 当ブログで紹介している方法や技術、指標が利益を生む、あるいは損失につながることはないと仮定してはいけません。
- 過去の結果は必ずしも将来の結果を示すものではありません。
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