企業分析で損益計算書(PL)の利益だけを見て投資判断をしていませんか?
利益が過去最高を更新していても、実際には財務内容が悪化している企業は珍しくありません。
ベンジャミン・グレアムは『証券分析』の中で、「損益計算書だけで企業価値を判断する危険性」を繰り返し指摘しています。
本記事では、PLだけを見る危険性だけでなく、
- バランスシート(BS)で確認すべきポイント
- EPSに潜む落とし穴
- 一時的な利益を見抜く方法
- 現代の決算書で使える分析チェックリスト
を紹介します。
続きを読む企業分析で損益計算書(PL)の利益だけを見て投資判断をしていませんか?
利益が過去最高を更新していても、実際には財務内容が悪化している企業は珍しくありません。
ベンジャミン・グレアムは『証券分析』の中で、「損益計算書だけで企業価値を判断する危険性」を繰り返し指摘しています。
本記事では、PLだけを見る危険性だけでなく、
を紹介します。
続きを読む株式配当は現在ではほとんど採用されなくなった制度ですが、かつては重要な株主還元策のひとつでした。
企業が利益を内部留保して成長資金に回す一方で、その成果をどのように株主へ還元するかは古くから議論されてきたテーマです。
『証券分析』では、現金配当だけでなく、株式そのものを配当として交付する「株式配当」についても詳しく論じられています。
株式配当には、過去の利益剰余金を資本金へ振り替える「特別株式配当」と、当期利益の一部を資本に組み入れる「定期株式配当」があります。
もっとも、現在では株価調整の手段として株式分割が、自社に余剰資本がある場合の株主還元策として自社株買いが主流となり、株式配当が行われることはほとんどありません。
それでも株式配当の歴史を振り返ることで、株主還元の本質や市場心理との関係を理解することができます。
今回は『証券分析』をもとに、株式配当の仕組みや株式分割との違い、メリットと問題点について学んでいきましょう。
続きを読む高配当株は本当に株主の利益につながるのでしょうか。
近年は株主還元を重視する企業が増え、高配当株投資の人気も高まっています。
しかし、利益をすべて配当に回せばよいというほど、問題は単純ではありません。
企業が利益を内部留保して再投資することには、財務基盤の強化や将来の成長につながるというメリットがあります。
一方で、留保した利益が必ずしも株主価値の向上につながるとは限らず、経営陣の都合によって過度な内部留保が行われるケースもあります。
では、株主にとって理想的な配当政策とはどのようなものなのでしょうか。
今回は、バリュー投資の父と呼ばれるベンジャミン・グレアムの名著『証券分析』をもとに、高配当政策と内部留保のメリット・デメリット、そして株主還元の本質について考えていきます。
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