はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

板情報トレード第10章④~いろいろな実例と提言その4

デイトレードの仕掛けは、スイングや中期トレードと似ており、トレンドに沿ってトレードします。

改めてデイトレードの仕掛け方について、今回は学んでいきましょう。

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売りと買いの両側でのスキャルピング

  • 売りと買いの両側で同時にスキャルピングを試みることほど、頭を混乱させるものはない。
  • いずれ判断がごちゃごちゃになって、5回のうち4回は何かバカげた失敗をしでかすものである。
  • 両建てした者はどんな展開も自分の都合の良いように解釈するものだから、自分が別の側でも玉を抱えているという重要な事実を忘れてしまう。
  • ある銘柄を空売りしているときに、別の銘柄が良い買い物のように見える場合は空売りの銘柄を(できれば突っ込んだときに)買い戻すまで待ち、その後でその銘柄を買ったほうがずっと良い。
  • 買戻しと買いを行う一番良い時期は、株価が押したときで、二重の目的に役立っている。

昔に、両建てとノーポジションの違いがよくわかりませんでした。

オプションの話まで踏み込むとややこしくなりますが、ワイコフが言う通りどちらか片方にポジションを持つべきでしょう。


両建ては、裁定取引アービトラージ)を行う場面では使います。

しかし主に機関投資家が手掛けるため、個人投資家たちには縁はあまりないでしょう。


また心理的負担を和らげる効果が両建て取引にはあると言われています。

たとえばある銘柄を利確したあとに、再び上がってしまい買い直そうとするとある程度抵抗があるでしょう。


ここで空売りを選ぶと、買いポジションの含み益はそのまま膨らんでいきます。

もちろん空売りポジションは含み損になるのですが、両者を比べると空売りを手仕舞うほうがためらいが減るというわけです。

損は膨らませたくありませんからね。


あとは優待クロスを行う場面でも使います。

優待が取れる株数に限度があるため、資金量が多すぎると利益率が悪くなってしまいますが、そうでない場合は有用な投資法といえるかもしれません。



仕掛け

  • テープ解読者は、消去法によって売りと買いのどちらにつくべきか、どの銘柄が最大のチャンスをもたらしてくれるかを決定する。
  • 動き始めの時期か、あるいは動いた後の最初の押しか戻りのときか、どちらかで仕掛ける。
  • 仕掛けた株が下落によってどこら辺りまで押すかを心得ているし、そのときの動き方を見て、最初の予測が合っていたか否かを判断する。
  • 仕掛けたあと、株が見込み通り動かないときはそのトレードをやめるべきである。

テープ解読者は売りと買いの強い側につきます。

「長い物には巻かれろ」の精神です。


個人投資家逆張りを好む傾向にありますが、長い目で見たときは不利になることが多いです。

もちろん長期投資と称して、塩漬けにする戦略を採るなら有効かもしれませんが、この本を手に取っている方には不要な考え方でしょう。


短期で利益をコツコツ積み上げるには、正しい側につく必要があります。



出来高の見方

  • 値上がりを期待する場合、その株の出来高が増加し、ほかの株が助けになっていてくれるか、少なくとも邪魔をしないことが必要である。
  • 下落時の出来高は上昇時よりも少なくなくてはいけない。
  • それは売り圧力が弱いことを示すものだからである。
  • 上げのスイングはだんだん期間が長くなり、次第に高値を更新していくようでなくてはならない。
  • そうでなければ、上昇の力が一時的、あるいは最終的に尽きたことになるからだ。

出来高の基本的な見方は、トレンドに沿って出来高が増えているか確認することです。

そのほかにも関連銘柄や市場全体が、手掛ける銘柄のトレンドをサポートしているかも重要になります。


そして、この勢いが弱まったり、逆方向に出来高が強まったりした場合は、トレンドの終わりを意味している可能性がありますので、ポジションを手仕舞うべきか注意を払う必要もあります。



テープ解読の優位性

  • 最初の仕掛け方、株の動きについていく方法、頂点に達したときの手仕舞い―これらについて教えてくれるトレード法はテープ解読以外には知られていない。
  • テープ解読に従う比較的少数の人がそのおかげで財を成した。

①最初のポジションの取り方、②トレンドに乗っていく、③売り方、この3つの方法だけで億万長者になることができます。

ただし、たった3つのみですが、されど3つが重要で深いのですけどね。


投資に必要な知識を得るためには、本書を含めた優れた投資本を読んだり、実績のあるトレーダーから教わることが近道でしょう。

その後は失敗を通じて経験を重ねることで、自分に合った投資法にカスタマイズされていきます。


そして今では避けるべきときは避けることができるようになり、次第に大きな成功を収めることができるようになるはずです。



まとめ

  1. 売りと買いの両側で同時にスキャルピングを試みることほど、頭を混乱させるものはない
  2. 動き始めの時期か、あるいは動いた後の最初の押しか戻りのときか、どちらかで仕掛ける
  3. 仕掛けたあと、株が見込み通り動かないときはそのトレードをやめるべきである
  4. 値上がりを期待する場合、その株の出来高が増加し、ほかの株が助けになっていてくれるか、少なくとも邪魔をしないことが必要である。
  5. 上げのスイングはだんだん期間が長くなり、次第に高値を更新していくようでなくてはならない

おわりに

日本株の勢いが止まりませんが、グロースが元気ありません。

セクターローテーション上では、好況期にあたるのでしょうか。


FRBはソフトランディングさせるといっているので、うまくいけば不況を通り過ぎるのですが、果たしてどうなるんでしょうね。

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