はぐれ猿でも、投資がいいんだ。

ふりむけばやさしさに飢えた弱肉強食の世界で

仮想通貨じゃねぇ!暗号資産だ!

今、株クラ界隈で流行りの暗号資産。
しかしどんなものかわからないものに投資をしてはいけないとバフェット師匠は言う。

そこで基本中のキホンを、シリーズ通して勉強していきます。



仮想通貨(暗号資産)とは?

昔は「仮想通貨」と呼ばれていましたが、
金融庁は「暗号資産」と名称を変更しました。*1
主な理由は法定通貨と勘違いする恐れがあるため。
ただ法律上は暗号資産ですが、
既に広まったこともあり、
引続き仮想通貨の名称も使われています。*2*3

さて法律上の暗号資産(仮想通貨)は、
以下のような性質を持つ財産的価値と定義されています。

  1. 不特定の者に対して、代金の支払い等に使用でき、かつ、法定通貨(日本円や米国ドル等)と相互に交換できる
  2. 電子的に記録され、移転できる
  3. 法定通貨または法定通貨建ての資産(プリペイドカード等)ではない

具体的には「資金決済に関する法律第2条5項」*4に規定されてますが、
よりわかりやすく金融庁が定義してます。


仮想通貨の具体的な種類

代表的なものにビットコインイーサリアムがあります。
大事なのは最後の点です。金融庁HPによると(*2)

  • 仮想通貨を利用する上で必ず理解しておきたいことは、「仮想通貨は、円やドルなどの法定通貨ではない」ということです。
  • 仮想通貨は、国家やその中央銀行により発行され、その価値が保証されているものでもありません。
  • 仮想通貨は、その価値を信頼する人たちの間でのみ通用するものであり、法定通貨のようにどこの店舗でも支払い等に利用できるとは限りません。

少し脱線するが、疑似通貨「円天」をご存じだろうか?*5
年利36%をうたった詐欺通貨。
当然自転車操業だったわけだが、これも利用していた人たちの間では「通貨」として信用されていたのである。
いわゆるポンジ・スキームねずみ講)に近い。

暗号資産についても、国などの発行体による保証がないという点で、円天と似ている側面はある。
しかし、暗号資産が通用している理由としては、発行体を挟まず利用者全員で、その価値を保証しようというところにある。

アナーキスト的な側面もあるといわれるのは、発行体が紙幣を(勝手に)刷ることが基本的にはできないため、次回以降に回したいと思うのだが、通貨発行上限を設けたり分散型台帳の仕組みを整えたりすることで国や組織に依存しない、裏切られない通貨として注目されている。

そろそろおなか一杯かもしれないが、投資’(投機)対象としても機能しており、暗号資産は千種類以上もあるといわれている。
またNFT(非代替性トークン)といった資産にもなる。(イーサリウム特有?)
つまり通貨以外の用途が増えているのだ。


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自己紹介
id:Gyatuby id:Gyatuby

30代の会計士。アッパーマス層。
主に日本の成長株中心に投資をしています。

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