ワイコフの取引を実際に見てみましょう。
本書には取引結果しか載っていませんが、学べるところはあったでしょうか。
ワイコフが行った取引記録
- 掲載の目的はそうした方法(テープ解読に関する本書で提案されている方法)の持つ可能性を示し、現在その技術を身につけようと努力している大勢の人たちを励ますことにある。
- このような激しいトレードでは、ストップ水準は頭の中で決めておいて、株価が予定の数字に達した時点で、成り行き注文を出したほうがストップの変更や取り消しが素早くできるからだ。
正直なところ、この取引記録からどう学ぶかという話ですね。
ただ学ぶべきことがひとつあるとしたら、ストップ注文(損切り注文)を成り行き注文で行っているところでしょうか。
まだ精神的に未熟だったり、物理的に相場を見ることができない場合には逆指値注文で構いません。
しかし、手の内を無駄にさらす必要はないし、柔軟に動きたい場合には成り行き注文に分があります。
トレーダーとして立派といえるなら、オニールも成り行き注文をおすすめしています。
gyatuby.hatenablog.com
まとめ
- 本書の教えに従えば、コンスタントに利益を積み上げることができる。
- 損切り注文は成り行き注文で行うとベスト
おわりに
今回は短いですが、キリが良いので終わりにします。
新NISAで人気のKDDIが、親会社と共にローソンを子会社にするそうです。
KDDIは6日、ローソンにTOB(株式公開買い付け)を実施すると発表した。
— ぎゃつ@オニール流会計士 (@gyatubeee) 2024年2月6日
親会社で50%を保有する三菱商事以外の株式を買い付ける。
TOBが成立すれば、ローソンは上場廃止となる。
KDDIがローソンにTOB、5000億円 三菱商事と共同経営:日本経済新聞 https://t.co/D2jCSi9Iod
au経済圏のさらなる拡大を狙っている模様。
株価は下落で反応していますが、携帯会社とコンビニのシナジーに疑問を持っているようですね。
アジアのGAFAになると息巻いているようですが、はたしてどうなるんでしょうか。