本章はボリュームが大きかったため、まとめの記事を作りました。
マーケット全体の動向を読み取ることが出来なければ、大化け銘柄を保有することはとても難しくなるでしょう。
そして身を守るうえでも役に立つテクニックです。
しっかり身に付けて、これからの資産運用に活用していきましょう。
平均株価と出来高を見よう
- マーケット全体の平均株価と出来高の日々の変化と、市場を先導する個別銘柄の動きを学び、それらを読み取る方法を習得せよ。
マーケットの動向を調べるには、市場平均の株価と出来高を日々観察することに尽きます。
特にマーケットの底と天井を見極める方法は、私たちにとっても貴重なものでしょう。
後述しますが、参考までに関連記事を貼っておきます。
gyatuby.hatenablog.com
gyatuby.hatenablog.com
マーケットの予測は不要
- ひとたび正しく行う方法を覚えてしまえば、素人とプロを問わずどんな投資家の個人的な意見にも耳を傾ける必要はなくなる。
- 市場の将来の動きを予測したり言い当てることが株式市場の熟練者への道ではない。
- 過去数週間に実際に市場で何が起こって、現在は何が起こっているかを知って理解することが正しい道なのだ。
初心者がよく誤解しがちなのは、私たちはマーケットと争っているわけではありません。
利益を奪おうとする相手は、画面の向こう側にいる人間です。
それゆえに誰かが意見を変えて行動すれば、相場は変わる可能性があります。
このような人間の心変わりを、よくあるマーケットの予測には織り込んでいるでしょうか。
そして予測が外れる可能性があるのならば、現状の把握に専念する方が望ましいのではないでしょうか。
オニール流のやり方は、ただ日々移り変わる市場の需要と供給を注意深く観察していくだけで、特段難しいものではありません。
誰かの意見や予測に従うよりもずっとわかりやすく信頼できます。
私自身もコロナ相場で救われた経験もあるので、これからも続けていきたいと思います。
オニール流マーケット分析のメリット
- 平均株価と出来高の変化を解釈するというこの手法の最大の利点は、市場の天井と底をうまく見極められるようになるというだけではなく、市場が下向きのときに、戻りを見極める技術を習得できるということでもある。
- 強い上昇日を待っていて、結局は失敗に終わる単なる戻りにつられて早めに市場に参加してしまうということを防ぐことができる。
- つまり、単なる戻りにだまされない方法を常に知っているということだ。
まずはマーケットの天井と底を見極める方法について、改めて復習しましょう。
こちらは本章の内容のうち、何度も繰り返し読んで、身につける価値のある方法です。
特にだましの動きに釣られることが少なくなるため、その分損失額が小さくなるでしょう。
マーケットの天井を見極める方法
詳細については、ぜひ下記記事をご覧ください。
マーケットの底を見極める方法
他にも載せきれなかった内容については、ぜひ下記記事で確認してください。
免責事項
- 当ブログで紹介している方法や技術、指標が利益を生む、あるいは損失につながることはないと仮定してはいけません。
- 過去の結果は必ずしも将来の結果を示すものではありません。
- 紹介する実例は、教育的な目的でのみ用いられるものであり、当ブログに書かれた手法・戦略による売買を勧めるものではありません。