チャート100本ノックでは、時系列順に関連記事や注釈等をまとめています。
古いチャートは自力で出力できなかったため、本書を片手に読んで頂ければと思います。
銘柄選択の極意(再掲)
チャートを注意深く読むことで、売買タイミングは大幅に改善されます。
銘柄選択は一流なのに、利確が早すぎたり遅すぎたりで機会損失を得ることは、おそらくすべての投資家が通る道かと思います。
必要なのは、買いのタイミングと利確の精度をいかに高めるか考え続けることです。
チャートのテクニカル指標には様々なものがありますが、オニールが使用する主なテクニカル指標は、株価と出来高、移動平均線とシンプルです。
わたしたちが学ぶべき対象として、これ以上のものはないでしょう。
オニールが伝授する投資法を、余すことなく学びましょう。
チャート100本ノック
関連記事や注釈等をまとめています。
本著を片手に以下を読んで頂ければと思います。
なお、前回の記事は以下をご覧ください。
gyatuby.hatenablog.com
サンボス・レストラン(1971年)
- 104週間で458%上昇
サンボスがみせるIPO直後のチャートの動きは、今の日本株に役に立つかもしれません。
第1ベース
第1ベースでは10周移動平均線を押しています。
株価の揉み合いが起こり、移動平均線を押したらチャンスを逃さないようにしましょう。
ちなみにIPO直近でもベースを形成しています。
手が出せたなら出した方がよかったでしょう。
シー・コンテナーズ(1976年)(cf.P131)
- 59週間で448%上昇
- 世界中で海上貨物コンテナ、コンテナ船、および関連するクレーンをリースしていた
リース会社は典型的な景気循環株です。
当時は画期的で急成長をしていたのでしょうか。
第1ベース
カップウィズハンドルを丁寧に説明していますので、ここでおさらいしましょう。
カップの底での出来高については、本編ではあまり触れていません。
またCAN-SLIMの「C」と「A」に当てはまっていることもわかります。
上昇トレンド
ベースを突破し9週連続で上昇しました。
この後も上昇ベースを描きますが、押し目は必ずあります。
3週連続で終値がほぼ同じで、10週移動平均線を押しています。
最初の押しは成功率が高いのでチャンスでした。