噛めば噛むほど味わいがある。
この本にピッタリな言葉だと思います。
この章はまとめになりますが、いくつか新しい説明もあります
関連記事も紹介しますので、本書と併せて復習に役立ててください。
- 1.低位株やボロ株にご用心
- 2.CAN-SLIMの「A:年間EPSの増加」
- 3.CAN-SLIMの「C:当期四半期のEPS」
- 4.CAN-SLIMの「C:当期四半期の売り上げ」
- 5.CAN-SLIMの「A:ROE(株主資本利益率)」
- 6.CAN-SLIMの「A:EPSの安定性」
- 7.マーケットを先導する業種グループを見極める方法
- 8.割安株や高配当株、CAN-SLIMの「N:新製品」
- 9.レラティブストレングス指数が85以上
- 10.流動性が高い銘柄を選ぶ
- 11.チャートを読んでから買う
- 12.ピラミッディングと損切り
- まとめ
- おわりに
1.低位株やボロ株にご用心
- 安い株を買うな。
- 15~300ドルで取引されているナスダック銘柄や20~300ドルで取引されているNYSE(ニューヨーク証券取引所)銘柄を中心に買うことだ。
- 大化け銘柄のほとんどが30ドル以上のベースから現れる。
- 10ドル以下のガラクタの山は避けること
2.CAN-SLIMの「A:年間EPSの増加」
- 過去3年間、年間のEPS(1株当たり利益)が毎年最低25%以上上昇していて、翌年のEPSの見通しが25%以上増加しているような成長銘柄を買うこと。
- また、成長銘柄の多くは20%以上かEPSの伸び率以上の年間キャッシュフローがある。
翌年の予想はできればアナリスト予想を使いましょう。
予想値を使うときには、会社予想よりアップデートされていることが多いです。
gyatuby.hatenablog.com
3.CAN-SLIMの「C:当期四半期のEPS」
- 直近2~3四半期のEPSが大幅に上昇していることを確認する。
- 最低でも25~30%の上昇が必要である。
- 強気相場では40~500%上昇しているものを探すこと(高いほど良い)。
8.割安株や高配当株、CAN-SLIMの「N:新製品」
- 配当金やPER(株価収益率)を基準に株を買ってはならない
- EPSや売上増加率、ROE、利益、製品の優位性といった観点から、その分野で1位の企業だから買うようにする。
まとめ
- 安い株は買うな!
- 過去3年間、年間のEPS(1株当たり利益)が毎年最低25%以上上昇していて、翌年のEPSの見通しが25%以上増加しているような成長銘柄を買う
- 直近2~3四半期のEPSが最低でも25~30%の上昇が必要である。
- 直近3四半期の売上増加率が毎期上昇しているか、直近の売り上げが最低25%上昇していることを確認する。
- ROEが17%以上
- 最近の四半期の税引き後利益が上向き
- 業種ランキング上位10%に入っているべき
- 1位の企業だから買うこと
- レラティブストレングス指数が85以上
- 平均出来高が数十万以上
- チャートを読み適切なベースと正確な買いポイントを見極められるようになること
- 上昇したら注意深く増し玉
- 買値から7~8%下がったら必ず損切りをする。
おわりに
残り2回となりました。
これまで自分なりに実践している内容や、調べたことを交えながら解説したつもりです。
ブログを始めて7カ月ほどで本書の解説は終わりますが、みなさんの役に立つ内容になっていればと願うばかりです。
残りわずかですが、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
gyatuby.hatenablog.com